【開催レポート】IoT × Security Hackathon 2016 -1日目-


2016年3月26日(土)-27日(日)に星野リゾートアルツ磐梯スキー場にて「IoT×Security Hackathon 2016」を開催しました。
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『Hackで医療に革命を起こす』というコンセプトから、Medical × Security Hackathonはスタートし、今回で5回目を迎えます。

本年からはタイトルを「IoT × Security Hackathon」と改め、医療機器だけに限らずインターネットにつながるIoTの全てが対象のソフトウェアとハードウェアの両方をカバーする総合的なHackathonです。
医療機器を含む新しいIoTの創発的なアイデアを具現化するアプリ・サービス部門と、医療機器やIoTなどの脆弱性調査を行うセキュリティ部門の2つに分かれて、2日間に渡り新しい社会的価値を創りあげます。


今回は、アプリ部門20名(4チーム)、セキュリティ部門9名(4チーム)の計29名の参加となりました。

本Hackathonは、あしたのコミュニティーラボDisital Innovation Lab株式会社日本総合研究所Jelly WareFilamentOwasp Japanのご支援、ならびに多方面からのご協力を賜り開催する運びとなりました。関係者の皆様にはこの場を借りて厚くお礼を申し上げます。

また今年はnextremerとの共催し、アプリ部門のみ高知会場との同時開催となりました。

2016年3月26日(土) -1日目-

1日目は、バスの遅れにより予定より1時間遅い12時より3名の講演と、対談が開催されました。

Bio HackerのEli Lyons様(※1)とGeorg Tremmel様(※2)は東京からハングアウトを通じてお話をいただきました。講演は「Impact and Potential of Synthetic Biology and biohacking(合成生物学とバイオハッキングの衝撃と可能性)」です。遺伝子のビックデータの取得と研究に関するお話をいただきました。

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続いては鎮西 清行様(※3)です。講演は「医療におけるデータ、法律、安全 〜アルゴリズムの不気味の谷を超えて〜」です。ダヴィンチなどの医療機器の進歩やそこで生まれる課題についてお話をいただきました。

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最後にコーディネーターとして、東 博暢様(※4)。
対談者として、笹原 英司様(※5)、高橋 郁夫様(※6)、江渡 浩一郎様(※7)の4者による対談が行われました。イノベーションについて、4者とも別の立ち位置からの意見を交わしました。

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講演後は昼食をはさみ、開会式の後に2つの部門に分かれて競技を開始しました。
アプリ部門ではアイデア出しの段階で、岡田 良太郎様(※8)が自分のアイデアを他の人と共有するブレインストーミングを行い、参加者全体が喋りやすい雰囲気作りを行っていただきました。自身の考えたアイデアを他の参加者と交換した後、アプリケーションとして実現したいアイデアを持つ参加者をリーダーとして、チームが編成されます。

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セキュリティ部門はコーディネーターの金子 正人によるルール説明後、チーム編成を行いました。セキュリティ部門はすでにチームを組んで参加される方々が多く見られました。1人で脆弱性調査に挑むハッカーもいました。

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チームは最終的に、アプリ部門・セキュリティ部門合わせてに8チームとなりました。
チームごとの写真撮影を終えたのち、競技へと臨んで行きます。

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今回、Jelly Ware様よりEdisonやRaspberryをはじめ、様々なガジェットをご提供いただき、参加者はそれらを利用して自由に開発することができました。
詳細のガジェットリストはこちらからダウンロードいただけます。

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メイン会場では、Flat White Coffee Factory 様から新鮮なコーヒー豆ご提供いただいたきました。ハンドドリップで淹れたコーヒーは好評でした。

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19時からは懇親会を開催。普段はなかなか話せない方達との会話、意見交換で盛り上がりました。

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懇親会後は各自会場に戻り開発を行って、黙々と課題の解決に挑んでいました。

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オープンスペースでは、Failコンという失敗談を共有し、お互いの成功に活かす会が開かれました。成功談を語る勉強会が多い中で、失敗談からも学んでいこうという目的で開かれました。後半には東京から駆け付けた講演者のEliさんも参加し、英語も飛び交うグローバルな会となりました。

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講演者等紹介

(※1)Eli Lyons CEO, Tupac Bio
(※2)Georg Tremmel CTO, Tupac Bio
(※3)鎮西 清行
産業技術総合研究所 健康工学研究部門 副研究部門長 セラノスティックデバイス研究グループ長
東京大学大学院 工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 教授(医療機器レギュラトリーサイエンス)
(※4)東 博暢 株式会社日本総合研究所 戦略コンサルティング部 融合戦略クラスター長
(※5)笹原 英司
博士(医薬学) / 特定非営利活動法人ヘルスケアクラウド研究会 理事
一般社団法人日本クラウドセキュリティアライアンス 代表理事
在日米国商工会議所 ヘルスケアIT小委員会 委員長 / Flavor Recordings LLC. 米国本社 代表
(※6)高橋 郁夫 株式会社ITリサーチ・アート / 駒澤総合法律事務所 所長/弁護士
(※7)江渡 浩一郎
国立研究開発法人産業技術総合研究所 主任研究員
ニコニコ学会β実行委員長 / メディアアーティスト
(※8)岡田 良太郎 Owasp Japan代表

(一部敬称略)

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